フリアとシナリオライター (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
結婚式当日に突然昏倒した若く美しき花嫁。泥酔して花婿を殺そうとする花嫁の兄。一体ふたりの間には何があったのか!?巡回中のリトゥーマ軍曹が見つけた正体不明の黒人。彼の殺害を命じられた軍曹は果して任務を遂行することができるのか!?ネズミ駆除に執念を燃やす男と彼を憎む妻子たち。愛する家族に襲撃された男は果して生き延びることができるのか!?ボリビアから来た“天才”シナリオライター、ペドロ・カマーチョのラジオ劇場は、破天荒なストーリーと迫真の演出でまたたく間に聴取者の心をつかまえた。小説家志望の僕はペドロの才気を横目に、短篇の試作に励んでいる。そんな退屈で優雅な日常に義理の叔母フリアが現れ、僕はやがて彼女に恋心を抱くようになる。一方精神に変調を来したペドロのラジオ劇場は、ドラマの登場人物が錯綜しはじめて…。『緑の家』や『世界終末戦争』など、重厚な全体小説の書き手として定評のあるバルガス・リョサが、コラージュやパロディといった手法を駆使してコミカルに描いた半自伝的スラプスティック小説。
内容(「MARC」データベースより)
美しきフリア叔母さんと天才シナリオ作家を相手に、小説家志望の大学生である「ぼく」は、恋と芸術に熱中する日々。やがてシナリオ作家の様子がおかしくなり、放送中のドラマが錯綜し始めて…。コミカルな長編小説。
燃える平原 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
生涯たった二つの著作しか残さなかったフアン・ルルフォ。寡作にもかかわらず、おびただしい数の評論や論文、研究書がメキシコの内外で次々と書かれ、今やラテンアメリカの最も重要な作家のひとりであるという評価を得た伝説的な存在である。本書は、メキシコの大地で喘ぐ農民たちの愛憎、人間の孤独や狂気、欲望や宿命を、余分なものを徹底的に削ぎ落としたストイックな文体で描き、神話的な物語にまで昇華した、奇跡的な短篇集。
Don Quixote -ドン・キホーテ Kodansha English library (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
スペインのラ・マンチャ地方のある村に、アロンソ・キハーノというひとりの郷士が住んでいた。この郷土どの、年の頃は50歳、若い姪のアントニア、家政婦、若い馬屋番とつつましやかに暮らしていたが、彼にはたったひとつ、夢中になるものがあった。はやりの騎士物語を読み始めると、狩りやら畑仕事やら、ほかのことはきれいさっぱり忘れてしまい、朝から晩まで、本を読みふける。何日も何日もそうしているうちに、とうとう頭が少しおかしくなってしまった。そうして現実と物語の見境がつかなくなったキハーノは、自らもまた、遍歴の騎士になって、正義のため、愛する美しい姫のため、勇ましい冒険の旅をしてみたいと思うのだった。まず、馬をロシナンテと名づけた。そうすると、今度は自分も、騎士にふさわしい立派な名前がほしくなった。数日間、彼は考えに考えて、ひとつの名前を思いついた。「ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ」鎧をまとい、剣を差し、やりを手に。準備は整った。「さあ、まいるぞ、サンチョ!旅の始まりじゃ…」。
レヒーナ 上 (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
「鷲の国に女王もどりて破るべし月の牢獄」……メキシコとチベットを結ぶ数奇な運命に生まれ、人々を覚醒へと導いた、少女レヒーナの美しくも壮烈な物語。壮大なスケールと迫真のリアリズムで謳い上げた、感動の長編歴史小説!(下巻は9月発売予定) ●主な登場人物の一部紹介--【レヒーナ】1948年3月21日、メキシコの聖火山の麓に生まれる。生後すぐ両親とともにチベットに渡り、ラマ僧のもとでダキニとしての教育を受け、その後メヒコの女王として激動の運命をたどる。
内容(「BOOK」データベースより)
メキシコとチベットをむすぶ数奇な運命に生まれ、人々を覚醒に導いた、少女レヒーナの美しくも壮烈な物語。
すべての火は火 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
斬新な仕掛けと驚嘆すべき技巧に満ちた、脱出不可能の8つの迷宮的小説空間。
春の祭典 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
ラテンアメリカ文学の巨編。ロシア革命…スペイン内戦…キューバ革命…空前のスケールで“戦争の世紀”を活写した壮大な歴史絵巻。
内容(「MARC」データベースより)
ロシア革命・スペイン内戦からキューバ革命に至る「戦争の世紀」を活写。「歴史」によって運命を修正され、それを受け入れざるを得なかった者たちの姿を描く。ラテンアメリカ文学における『戦争と平和』とも言うべき巨編。
ナインスゲート (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
2000年ハリウッドの顔ジョニー・デップ主演映画原作。中世の奇書から悪魔が甦り、文豪の直筆原稿が人を殺す。ヨーロッパを巡る古書収集家の周囲に不可解な連続殺人が!
内容(「BOOK」データベースより)
スペインの稀覯本狩猟家コルソは、ある富豪に中世に出版された奇書『九つの扉』の真贋鑑定を依頼されるがその矢先、友人が出版社オーナーから購入した『三銃士』第42章の肉筆原稿の調査も頼まれる。その後、オーナーは自殺し、コルソも何者かに襲われる。彼はポルトガルのシントラ、パリに飛び調査を進めるが、周囲で殺人が次々と!!悪魔を呼び出す呪文が描かれた奇書には恐るべき秘密が隠され、それが現実に…。映画化原作。オカルト・ミステリーの傑作。
イデアの洞窟 (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
イギリス推理作家協会賞受賞の話題作
古代ギリシアの殺人を描くミステリ『イデアの洞窟』の脚注の中でテクストの謎に翻弄される訳者の正体は──驚愕のメタ・ミステリ
内容(「BOOK」データベースより)
「古代ギリシア、アテネ。野犬に食い殺されたとおぼしき若者の死体が発見される。だが不審を抱いた者がいた―“謎の解読者”と異名をとる男、ヘラクレス。調査に乗り出した彼の前に現われるさらなる死体。果たしてこの連続殺人の真相は…」という書物『イデアの洞窟』。その翻訳を依頼されたわたしは、物語世界を傷つけかねない頻度でちりばめられた象徴群に不審を抱く。ギリシアで「直観隠喩」と呼ばれた技法だった。だが『イデアの洞窟』のそれは過剰すぎた。やがて身辺に怪事が頻発しはじめ、わたしは何者かに監禁されて…という異形の形式が驚愕の結末へと読者を導く破格のミステリ。めくるめく謎の迷宮に「作者探し」の興趣も仕込む、イギリス推理作家協会最優秀長篇賞受賞作。
蝶の舌 (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
かのガルシア・マルケスも絶賛!スペインの陽光漂う珠玉の短篇集。
夏休み期待のスペイン映画『蝶の舌』の原作。ひとりの少年と老教の触合いを、時に暖かく、時に切なく描く表題作『蝶の舌』をはじめ、独特のモチーフと色彩感がそこはかとなく漂う極上の十六篇を、ブックプラスから。
内容(「BOOK」データベースより)
輝くばかりの太陽、生い茂る緑の木々、そして人々の大らかな笑顔にあふれる大地。その一方で、時代の波に翻弄される少年の悲痛な叫びが、美しい大自然の中に響き渡る…。世界中に涙の嵐を巻き起こした物語。
この世の王国 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
カリブ海に浮かぶ国、ハイチ。ヴードゥー教が未だ根強く生き伸び、異様な熱気の充満する大平原…。本書は、松明の炎と呪咀の叫びの交錯する中、自由と独立を渇望する闘争が壮絶に繰り広げられるかの地での神話的〈現実〉を、巧みな語り口によって大胆に描く、暴力と死に彩られた専制の興亡史である。